
Notta(ノッタ)は、リアルタイム文字起こし、Web会議Bot、AI要約、翻訳、チーム共有をまとめたクラウド型AI議事録サービスです。LoroNoteは、iPhone・iPadの中で音声認識と話者識別を行うオンデバイス文字起こしアプリです。
30秒でわかる結論: ZoomやGoogle MeetへBotを参加させ、議事録をチームで共有したいならNottaが向いています。通信環境や月間分数を気にせず、音声を外部の文字起こしサーバーへ送らずに処理したいならLoroNoteが適しています。
個人向けの年間料金は、LoroNoteが4,500円、Notta Premiumが14,220円です。LoroNoteには6,000円の買い切りもあります。ただし、月120分以内かつ1回3分以内で足りるなら、無料のNotta Freeが最も安い選択です。
比較方法と利害関係の開示: 本記事はLoroNoteチームが作成しています。公平に判断できるよう、Nottaの方が適している場面も明記しました。機能と料金は2026年8月10日時点のNotta公式サイト・ヘルプセンターと日本のApp Storeを基準に確認しています。代表画像とNottaの機能画面はNotta公式サイト・ヘルプセンターから引用しています。価格、税、キャンペーン、プラン上限は変更される場合があります。
LoroNoteとNottaの違いを一覧で比較
| 比較項目 | LoroNote | Notta |
|---|---|---|
| 主な用途 | 個人の録音、講義、取材、音声・動画ファイル | 会議・取材のリアルタイム記録、AI議事録、チーム共有 |
| 音声の処理場所 | iPhone・iPad上 | Nottaのクラウド |
| インターネット | 録音・文字起こしには不要 | 録音開始、アップロード、文字起こしに必要 |
| 日本語文字起こし | 対応 | 対応 |
| 対応言語 | 100以上 | 58言語 |
| 文字起こし方法 | 録音・読み込み後、端末内で処理 | リアルタイム、会議Bot、ファイル読み込み、画面・タブ録音 |
| 話者識別 | オンデバイスで自動識別 | クラウドで話者識別 |
| 無料利用 | 無料ダウンロード後、アプリ内課金 | 月120分、1回3分、月50ファイル、AI要約10回 |
| 個人向け料金 | 月600〜800円、年4,500円、買い切り6,000円1 | Premium:年14,220円(月換算1,185円) |
| 有料版の上限 | プラン上の時間・回数制限なし2 | Premium:月1,800分、1回5時間、月100ファイル |
| AI機能 | Apple Intelligenceによる要約・タスク抽出 | AI要約、テンプレート、マインドマップ、Notta Brain |
| Web会議Bot | 非対応 | Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、Webex |
| 翻訳 | 文字起こしに集中 | 翻訳文生成、1言語・2言語のリアルタイム翻訳 |
| 共有・共同作業 | TXT・SRT出力、個人iCloud同期 | 共有リンク、コメント、チームワークスペース、外部サービス |
| 対応環境 | iPhone、iPad、Apple Watch | Web、iOS、Android、Chrome拡張機能、デスクトップ版 |
料金比較:個人利用ではLoroNote、無料枠とチーム利用ではNotta
LoroNoteは月額・年額・買い切りのどれを選んでも、文字起こし機能とプラン上の利用上限は同じです。NottaはFree、Premium、Business、Enterpriseで、分数、ファイル数、AI要約回数、共同作業・管理機能が変わります。
| プラン | 表示価格 | 文字起こしの主な条件 |
|---|---|---|
| LoroNote月額 | 月600円または800円1 | プラン上の分数・ファイル数制限なし |
| LoroNote年額 | 年4,500円 | 月額と同じ機能、自動更新 |
| LoroNote買い切り | 6,000円を一度だけ支払い | 更新料なし、同じ機能を継続利用 |
| Notta Free | 無料 | 月120分、1回3分、月50ファイル、AI要約10回 |
| Notta Premium | 年14,220円(月換算1,185円) | 月1,800分、1回5時間、月100ファイル、AI要約100回 |
| Notta Business | 年30,096円(月換算2,508円)3 | 文字起こし無制限、1回5時間、月200ファイル・要約 |
| Notta Enterprise | 要相談 | 上限をカスタマイズ、SSO、操作ログ、AI学習なし設定 |
個人で1年間使う場合、LoroNote年額はNotta Premium年額より9,720円安く、約68%低い価格です。LoroNoteの買い切り6,000円も、Notta Premium 1年分の半額以下です。
長期利用時の累計額
現在の料金が変わらず、期間ごとに最も安いLoroNoteの有料オプションを選んだ場合:4
| 利用期間 | LoroNoteの最小費用 | Notta Premium年払い | 差額 |
|---|---|---|---|
| 1年 | 4,500円(年額) | 14,220円 | 9,720円 |
| 3年 | 6,000円(買い切り) | 42,660円 | 36,660円 |
| 5年 | 6,000円(買い切り) | 71,100円 | 65,100円 |
Nottaが常に高いわけではありません。短い音声を月120分以内で試すならFreeを期間制限なく利用できます。また、複数人で議事録を共有して確認時間を減らせるなら、クラウド機能を含む料金に価値があります。
本質的な違い:端末内の個人用レコーダーか、クラウド議事録基盤か
LoroNote: 音声 → iPhone・iPad上のWhisper → 話者別テキスト → 端末・個人iCloud
Notta: マイク・会議・ファイル → Nottaクラウド → 文字起こし・要約・翻訳 → 共有・外部サービス
LoroNoteは、自分で録音するか、音声・動画ファイルを読み込み、端末内で処理する個人向けアプリです。音声を文字起こしサーバーへ送信せず、機内モードでも文字起こしできます。
Nottaは、録音音声をサーバーへアップロードし、リアルタイムまたは区間ごとに文字起こし結果を返します。Web会議、チームワークスペース、ブラウザ、スマートフォン、外部サービスをまたいで同じ記録を活用できることが強みです。
クラウド処理は、複数端末からのアクセスと共同作業に向いています。オンデバイス処理は、通信できない場所、アップロードを避けたい録音、利用量が多い個人作業に向いています。
日本語文字起こしと対応言語
Nottaは日本語を含む58言語の文字起こしに対応しています。Premiumでは日本語の単語を200件、Businessでは1,000件まで登録でき、氏名、会社名、業界用語の認識を補助できます。文字起こし後の翻訳、リアルタイム翻訳、2言語の文字起こし・翻訳も利用できますが、一部は回数制限や有料アドオンがあります。
LoroNoteはWhisper Large V3 Turboを端末内で動かし、日本語を含む100以上の言語を自動検出して文字起こしします。ユーザー辞書へ固有名詞を登録でき、同じアプリで多言語の講義、取材、動画を処理できます。
対応言語数だけで日本語の精度は決まりません。マイクとの距離、周囲の雑音、話す速さ、方言、同時発話、専門用語によって結果が変わります。どちらを選ぶ場合も、普段の環境で録った3〜5分の音声を使い、氏名、数字、句読点、話者ラベル、修正にかかる時間を比較してください。
Whisper Large V3 Turboガイドでは、LoroNoteが利用する音声認識モデルの特徴を解説しています。
オフライン利用:録音から文字起こしまで完結するのはLoroNote
LoroNoteは、録音、Whisper文字起こし、話者識別をiPhone・iPad上で行います。インターネットがない場所でも処理でき、文字起こし分数をサーバー利用量として数える必要がありません。
Nottaモバイルアプリの「録音開始」にはインターネット接続が必要です。公式ヘルプによると、録音ファイルをサーバーへアップロードして処理するため、オフラインでは文字起こしできません。通信できない場所では、標準のボイスメモなどで先に録音し、接続が戻ってからNottaへアップロードする方法が案内されています。
飛行機、地下、電波の弱い会議室、海外での取材など、録音後すぐにオフラインで文字を確認する必要があるかが明確な判断基準です。詳しい確認方法はオフライン文字起こしガイドをご覧ください。
Web会議、リアルタイム表示、チーム共有はNottaが強い
Notta Botは、Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、Webexへ参加し、会議を録音してリアルタイムで文字起こしできます。カレンダー連携による自動参加や、会議リンクを貼り付ける手動招待にも対応しています。
Web会議をリアルタイムで文字起こしするNotta公式画面。画像: Notta
Nottaの強みは文字起こし後の流れにもあります。
- 共有: ノート全体または一部をリンクで共有できます。
- 共同作業: コメント、画像、話者名、テキストをチームで確認できます。
- 外部連携: Notion、Slack、Microsoft Teams、カレンダーなどへ接続できます。
- 多形式出力: Premium以上では、TXT、DOCX、PDF、XLSX、SRTなどで書き出せます。
- 管理: Business以上では権限、利用状況、外部共有などを管理できます。
LoroNoteはWeb会議へBotを参加させるサービスではなく、リアルタイムの複数人ワークスペースもありません。自分の端末で録音・編集し、完成したTXTやSRTだけを共有するシンプルな流れです。
オンライン会議を毎日行い、チーム全員が同じ議事録へアクセスするならNottaが効率的です。会議室、講義、インタビューなどを一人で録音し、必要な結果だけ渡すならLoroNoteで十分です。
AI要約:テンプレートのNotta、端末標準AIを使うLoroNote
Nottaは文字起こし結果から、要点、チャプター、行動項目などをAI要約として生成できます。用途別テンプレートを選べるほか、有料プランでは独自プロンプトを使うカスタムテンプレートも作成できます。AI要約からマインドマップを生成し、長い会議の構造を視覚的に確認することも可能です。
CHAMPテンプレートで課題、決裁権、予算、優先順位を整理したNotta公式AI要約画面。画像: Notta
AI要約の上限はFreeが月10回、Premiumが月100回、Businessが1アカウントあたり月200回です。別サービスのNotta Brainには独自のクレジット体系があるため、文字起こしプランと同じものとして考えないよう注意してください。
LoroNoteは、対応端末のApple Intelligenceを利用して要約やタスク抽出を行います。利用可否は端末、OS、言語、Apple Intelligenceの設定に左右されますが、LoroNote独自の要約サーバーへ音声をアップロードする必要はありません。
議事録テンプレート、マインドマップ、クラウド上の再生成を重視するならNottaが充実しています。Apple製品の中で録音から要約まで完結させたいならLoroNoteがシンプルです。実用的なまとめ方はAI議事録の作り方も参考にしてください。
プライバシーとセキュリティ
LoroNoteは録音と文字起こしを端末内で処理します。ノートは基本的にローカルへ保存し、同期を選んだ場合は個人のiCloudを使います。LoroNote専用アカウントを作成する必要はありません。
Nottaはクラウドサービスであり、音声・動画・テキストなどを文字起こし、要約、翻訳のために収集・処理します。一方で、通信にはHTTPS(TLS 1.2)、保管データにはAES-256暗号化を利用し、日本向けデータを東京のAWSデータセンターに保管すると説明しています。SOC 2 Type II認証も取得しています。
Nottaで削除したノートはゴミ箱へ移動し、手動で完全削除しない場合は30日後に削除されます。Enterpriseでは自動削除、SSO、操作ログ、AI学習なしなどの管理機能も利用できます。
したがって、比較すべきなのは「安全か危険か」ではありません。
- 音声をクラウドへ預け、暗号化、権限、監査機能で管理したい → Notta
- 音声を文字起こし事業者のサーバーへ送らない構造を選びたい → LoroNote
録音前には、使用アプリにかかわらず参加者の同意、勤務先の規程、保存期間、共有範囲を確認してください。
Nottaが向いている方
- Zoom、Google Meet、Teams、Webexを自動で記録したい。
- 会議中にリアルタイム文字起こしを確認したい。
- Windows、Mac、Web、iPhone、Androidから同じノートへアクセスしたい。
- AI要約テンプレート、翻訳、マインドマップを使いたい。
- 複数人でコメント、修正、共有、外部サービス連携を行いたい。
- 無料版の月120分・1回3分で足りる。
- 組織で権限、SSO、操作ログ、保存期間を管理したい。
LoroNoteが向いている方
- 年間料金を抑えるか、6,000円の買い切りで使いたい。
- 分数、録音時間、ファイル件数を気にせず使いたい。
- オフラインで録音・文字起こし・話者識別を行いたい。
- 音声を外部の文字起こしサーバーへ送信したくない。
- Nottaの58言語より多くの言語を扱いたい。
- Apple Watchで録音し、iPhone・iPadで編集したい。
- 音声・動画からTXTやSRT字幕を作りたい。
- 専用アカウントを作らず、個人のApple製品を中心に使いたい。
複数人の録音を扱う方はオンデバイス話者識別ガイドもご覧ください。
NottaからLoroNoteへ移行する方法
Nottaのクラウド機能を使わなくなり、個人の録音をLoroNoteへ移したい場合は、最初に短いファイルで互換性と精度を確認してください。
- Nottaで残しておきたいノートを開きます。
- Premium以上のダウンロード機能を使い、文字起こしをTXTまたはSRTで保存します。Freeの場合は、必要なデータの出力方法を先に確認します。
- 必要に応じて元の音声・動画ファイルも保存します。
- iPhoneまたはiPadへLoroNoteをインストールします。
- 音声・動画ファイルをLoroNoteへ読み込み、言語とユーザー辞書を確認します。
- Whisper文字起こしと話者識別を実行し、Nottaの結果と比較します。
- Nottaに残す必要がないデータは、共有リンクと保存義務を確認してから削除します。
Nottaのテキスト、コメント、AI要約、フォルダ構造がLoroNoteへ自動移行されるわけではありません。まず5〜10分の録音1件で、精度、処理時間、端末容量、書き出し形式を確認するのが安全です。
よくある質問
Nottaは無料で使えますか?
はい。Freeは期間制限なく利用でき、月120分、1回3分、ファイル読み込み月50件、AI要約月10回です。長い会議では1回3分の制限が大きいため、無料版は本格運用より短い音声での動作確認に向いています。
LoroNoteとNottaの年間料金差はいくらですか?
日本で表示される年額はLoroNoteが4,500円、Notta Premiumが14,220円で、差は9,720円です。LoroNoteには6,000円の買い切りもあります。App Store経由のNotta料金やキャンペーンは異なる場合があります。
Nottaはオフラインで文字起こしできますか?
Nottaモバイルアプリの録音開始と文字起こしにはインターネット接続が必要です。オフラインでは標準アプリなどで録音し、接続後にファイルをアップロードできます。録音から文字起こしまでオフラインで完結させたい場合はLoroNoteが適しています。
日本語の精度はどちらが高いですか?
条件を統一した公開ベンチマークがないため、どちらが常に高精度とは断定できません。普段使うマイクと環境で同じ3〜5分の音声を処理し、固有名詞、数字、文の区切り、話者識別、修正時間を比べてください。
Web会議にはどちらが向いていますか?
Botの参加、リアルタイム表示、AI要約、チーム共有まで自動化するならNottaが向いています。一人が会議を録音し、完成したテキストだけ共有するならLoroNoteの方が低コストでシンプルです。
機密性の高い会議にはどちらを選ぶべきですか?
音声を外部の文字起こしサーバーへ送らないことが要件ならLoroNoteです。組織管理されたクラウドに保存し、SSO、操作ログ、権限、保存期間を統制することが要件ならNotta Enterpriseが候補になります。社内規程と録音同意を先に確認してください。
最終結論
Nottaはリアルタイム会議、AI議事録、翻訳、共有をまとめるクラウド基盤、LoroNoteは低料金、買い切り、無制限のオフライン文字起こしを重視する個人向けアプリです。
無料で短い音声を試す、Web会議をBotで記録する、複数端末・複数人でノートを活用するならNottaが優れています。有料で長い録音を繰り返し処理し、通信やアップロードを避けたいなら、LoroNoteの年4,500円または買い切り6,000円が目的に合います。
最終的には、同じ録音を両方へ入れて、精度だけでなく修正時間、共有方法、通信要件、年間総額まで比べてください。
公式資料
- App StoreのLoroNote
- LoroNote公式料金
- LoroNoteプライバシーポリシー
- Notta公式サイト
- Notta公式料金
- Nottaの58言語一覧
- NottaのWeb会議文字起こし
- Nottaのオフライン時の動作
- NottaのAI要約
- Nottaのデータセキュリティ
- Nottaのデータ削除・復元
Footnotes
日本のApp Storeには月額商品が600円と800円の2種類表示されています。現行商品、過去の商品、キャンペーン商品が併記される場合があるため、利用できるプランと最終金額は購入確認画面で確認してください。 ↩ ↩2
非常に長い録音では、端末の空き容量、バッテリー、処理時間が必要です。 ↩
年間プランを1アカウント分として単純計算した表示額です。必要アカウント数、契約条件、請求方法は購入画面またはNotta営業窓口で確認してください。 ↩
将来の価格変更、割引、返金を含めない単純比較です。Notta Premiumには、LoroNoteにはないリアルタイム会議、クラウド同期、翻訳、共有機能も含まれます。 ↩

